こんにちは、ニッシー店長です。
ハッキリ言うと、餃子を焼くなら水より熱湯で焼いた方が美味しいです。
よく「水またはお湯」でという表記を見かけると思いますが、あれって「どっち?」って思いますよね?
僕も餃子屋で働く前まではそう思っていました。
でも働いて理由がハッキリわかりました。
ここでは熱湯を使う理由、分量について説明していきますね。
にっしー
目次
冷凍餃子を美味しく焼く為に、水より熱湯がオススメの理由
お店で焼く餃子と家庭で焼く餃子の違い
お店と家庭の決定的な違いは火力です。
お店で焼く場合は、水でも火力が強いのですぐにすぐに温まり、温度を保つ事ができます。
でも家庭の場合は、火力が弱のでフライパンの温度を下げてしまい、皮がベタッとして焦げ付きや焼き過ぎの原因になるんです。
そこでパリパリに餃子が焼けるかどうかの違いが出てきます。
家庭で焼くなら熱湯がオススメ
家庭で冷凍餃子を焼くのに、水より熱湯がオススメなのは、フライパンの温度をあまり下げないで焼く事ができるからです。
冷凍餃子は氷とほぼ変わらないのでとても冷たいです。
その冷たい餃子に水では、フライパンの温度を下げてしまい、中々温度が上昇しません。
でも熱湯を注ぐ事によってフライパンの温度の下降は最小限で済み、すぐ蒸し焼きの状態になります。
蒸し焼きにする時に温度が低い状態が続くと、フライパンでのこべりつき、焼き上がりのムラの原因に繋がる可能性があるんです。
なのでより美味しい餃子を焼くには水よりも、熱湯をオススメします。
火力が強ければ水でもOK
水でも火力が強ければ、すぐ沸騰して蒸し焼きになるので問題なく焼けます。
ただ一般的な家庭用コンロでは、お店にあるような業務用の火力ではないので、熱湯で焼く事をオススメしています。
にっしー
でも家庭でフライパンを熱しすぎると危ないので、餃子を並べてから1分程で熱湯を入れるようにしてくださいね。
熱湯がポイント!パリパリ餃子を焼くには
簡単に焼ける皮がパリパリ餃子
お店で出てくるうようなパリパリの餃子、実は誰でも簡単に焼く事ができるんです。
ポイントは熱湯です。
熱湯を入れる事によって、フライパンの温度が一気に上昇します。
そして餃子の中にスムーズに熱が入っていくので、皮がパリパリの餃子に仕上がるんです。
熱湯を使うだけなのでとっても簡単ですよね?
これで今までとは違った餃子になるはずですよ。
是非、今夜の晩ご飯からでも試してみてください。
これでバッチリ!冷凍餃子に熱湯を注ぐ最適な量とタイミング
熱湯の量はどれぐらい?
では実際にどのぐらいの量なのか!上の写真を見てください。
熱湯の量は冷凍餃子の半分が隠れるぐらい、約1/2ぐらいの高さまで入れます。
生餃子なら1/3ぐらいの高さまでで大丈夫なのですが、冷凍餃子は中まで火が通るのに時間がかかります。
より多くの量で蒸し焼きにする事で、餃子の中に十分に水分が入り、肉や野菜にいきわたるんです。
熱湯の量が少ないと、餃子の中身が少し固かったり、生焼けだったりする時もあります。
なのでできるけ餃子の半分の高さを目安にして、熱湯を入れるようにしてくださいね。
熱湯を入れるタイミングは?
餃子を並べて強火にして、約30秒程したら熱湯を入れてください。
できるだけ熱い温度にしてから熱湯を入れた方が良いので約30秒分待ちます。(フライパンを熱しすぎると熱湯を入れた時にフランベしてしまう時があるので注意)
約30秒程待ってフライパンの温度をできるだけ上昇させます。
それから熱湯を入れる事で、フライパンの温度をあまり下げないで焼く事ができるんです。
熱湯を入れたら蓋を閉めて蒸し焼きにしてくださいね。
生餃子でもオススメ!熱湯で餃子を焼くと皮が美味しく仕上がる
冷凍餃子だけではなく生餃子を焼くのにも熱湯はオススメなんですよ。
熱湯で餃子を焼くと皮がパリパリに仕上がるのでとても美味しいんです。
熱湯で焼く事によってフライパンの温度が下がらないで焼く事ができます。
高温で焼き始められるので餃子の中に火が入るの早いんです。
冷凍餃子だけでなく生餃子にも熱湯で焼くのはとてもオススメです。
これだけは抑えておきたい!餃子の美味しい焼き方のコツは
冷凍餃子も生餃子も焼き方のコツさえ抑えておけば、家庭でも美味しく焼く事ができるんです。
熱湯を使う事もそうですけど、餃子にはお店で出てくるみたいに上手く焼けるコツがあります。
このコツを知る前と後では餃子の味に違いが出てくるので是非、コツを覚えてくださいね。
餃子の美味しい焼き方のコツについては、こちらで詳しくまとめてあります。

まとめ
餃子を熱湯で焼く分量やタイミング、上手に焼けるコツについて説明してきましたけどいかがでしたか?
熱湯を入れて餃子を焼くのに抑えておきたいポイントは、
- フライパンの温度を下げないで焼けるので、焼きムラやこべりつきの原因が少なくなる
- 熱湯を使う事でパリパリ餃子が焼ける
- 冷凍餃子に入れる熱湯の量は、餃子の半分が隠れるぐらい、約1/2ぐらいの高さまで入れる
- 熱湯を入れるタイミングは、餃子を並べて強火にして、30秒程したら入れる
- 美味しい餃子が焼けるコツを覚える
水よりも熱湯の方が餃子を美味しく焼けます。
熱湯を使うだけで、いつもの餃子とはひと味も、ふた味も違った餃子に出会えるかもしれませんよ!
オススメなので是非、家庭で試してみてくださいね。
家族が食べた時の反応が変わると思いますよ。
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