こんにちは、ニッシー元店長です。
餃子は「油、水、火」加減が美味しく焼ける8割を握っています。
この餃子を焼くコツさえわかれば、誰でも餃子を簡単に美味しく焼くことができます。
家庭で餃子を焼いていて「焦げちゃった」「キレイに焼けない」なんて事ありませんか?
餃子の油、水、火の加減についてわかりやすく説明していきますね。
コツ其の1 餃子を美味しく焼くには油加減、水加減、火加減
油加減
油は最適な分量とタイミングで入れるのが重要です。
美味しい餃子を焼くのに油はとても重要な存在になるので、分量とタイミングをしっかり把握しましょう。
油加減についての情報は、こちらの記事で詳しくまとめています。
水加減
水より熱湯がオススメ
餃子は熱湯を入れて焼いた方がくっつき防止にもなるし、美味しく焼く事ができます。
なぜなら水だとフライパンの温度を下げてしまうけど、熱湯なら下げないで焼く事ができるからです。
なのでここでは、熱湯の加減についてご紹介しますね。
熱湯の量は?
熱湯の分量は、冷凍餃子なら約1/2(半分)、生餃子なら約1/3の高さまで入れるのがベストです。
多すぎてもダメだし、少なすぎてもダメなんです。
油を引いて餃子を並べ、1分程待ってから水、または熱湯を入れます。
この時火力は強火です。
多く入れぎると、家庭の火力だと水気が飛び切らないで、パリパリ感がなくなります。
そして少なすぎると、パリパリ感はあっても餃子の中の水気が足りないイマイチの味になります。
なので適量で入れる事が重要なんです。
※熱湯についての情報は、こちらの記事で詳しくまとめています
冷凍餃子を焼くなら水より熱湯が美味しい!理由、分量について解説
片栗粉と小麦粉を入れた水を使うのもオススメ
片栗粉と小麦粉を混ぜた水を入れると、普通の水よりも餃子とフライパンの間に膜ができるので、取り分ける時に剥がれやすくなります。
それだけじゃなく、キレイな焼き目になります。
こんな感じですね。
片栗粉と小麦粉の分量は、小麦粉8、片栗粉2の8:2の比率で混ぜるのがポイントです。
容器に小麦粉8g、片栗粉2gを混ぜ合わせてください。
分量を量るのが面倒だったら大体の分量でも大丈夫です。
混ぜ合わせてたら約1リットルの水を入れて混ぜます。
(2リットルのペットボトルを使うと便利ですよ)
この水の分量を少なくして、濃いままで使うと羽つき餃子にする事もできます。
こんな感じで羽根つき餃子を焼く事もできます。
羽根つき餃子は見た目も華やかで美味しいので一度焼いてみてくださいね!
羽つき餃子についての情報は、こちらの記事で詳しくまとめています
火加減
餃子を並べたら火を強火にしましょう。強火にして約30秒程待ってから水、または熱湯を入れてください。
そのまま水気が飛ぶまでずっと強火です。
水気が飛ぶまで蓋を開けないようにしてください。途中で蓋を開けると熱が逃げてしまうので注意!
蓋を開けたくなりますよね…中が気になる…
でも我慢ですよ。
美味しく焼く為には我慢が必要です。
水気が飛んで、中の水気が飛ぶ音がパチパチパチパチと細かい音になってきたら、蓋を開けて弱火にします。
ずっと強火で水気が飛んだら弱火、これが流れです。
最後は弱火、予熱でじっくり!
予熱で最後にじっくり焼く事で焼き目がキレイになり、餃子の中にじっくり火が入ります。
仕上げでごま油をかけて軽く焦げ目がついてきたら火を止めます。
時間で言うと約30秒〜1分程。
そして火を止めてすぐに餃子を取り分けるのではなく、予熱でそのまま1分程焼きます。
こうする事で餃子の中にじっくり火が入り、パリパリの餃子に仕上がります。
焼き目もキレイになるので最後の予熱は欠かせませんよ。
コツ其の2 きれいに焼くには基本手順を守る
油、水、火の加減の次は、餃子をキレイに焼く手順をご紹介します。
1、油をひく
まずはフライパンを弱火で熱して、油をひきます。
2、餃子の向き
向きを揃えて餃子を並べていきます。餃子と餃子の間の間隔はくっついていても、離れていてもどちらでも大丈夫です。
一度に沢山焼きたい時はこんな感じの並べ方にすると隙間なく焼く事ができますよ。
3、水、または熱湯を入れて蓋をする
強火にして約30秒程、それから水、または熱湯を入れます。
水の分量は、冷凍餃子なら半分ぐらいまで、生餃子なら約1/3ぐらいです。
それから蓋をして、蒸し焼きにして水気が飛ぶのを待ちます。
時間にして5、6分で水気が飛んでくるはずです。
4,水分が蒸発してきたら蓋を開けて弱火にして、ごま油をかける
このぐらい水気が飛んできたら、細かいパチパチパチパチ、と水気が飛ぶ音が聞こえてくるはずです。
蓋を開けて弱火にします。
そして、ごま油をかけます。
軽く焦げ目がついてきたら火を止めます。約30秒〜1分程です。
5、火を止めて、お皿に取り分けて出来上がり!
火を止めたら、予熱で1分程度じっくり火を通して、それからお皿に取り分けましょう。
この時にフライ返しやヘラから餃子が落ちないように注意しましょう。
お皿に移せたら出来上がりです。
ひっくり返すのが難しい人は?
フライ返しやヘラでひっくり返すのが難しい人はこんな感じでフライパンからお皿に移す方法もありますよ!
コツ其の3 音を重視しよう!耳を済まして音が聞ければ失敗しない
餃子は音を聞いていれば失敗しないで焼けるんです。
音で?と思いますよね?
餃子は音だよ!と僕は最初に教えてもらいました。
でもその通りだったんです。
何分焼けばいい?時間より音が教えてくれる
餃子の焼き上がりの目安は水気が飛ぶ音が、パチパチパチパチって細かくなってくるのが合図です。
蓋を閉めてからおおよその時間は5、6分というところですね。
このぐらいの時は、水気が多いのでまだパチパチという音はしないと思います。
わかりますか?このぐらい水気が飛んでくるとパチパチという音になってくるはずです。
この音を聞いてほしいんです。
この音がパチパチパチパチと細かくなってきたら弱火にして蓋を開けてください。
5、6分という時間を目安にして音を聞けば、きっとタイミングもわかると思います。
是非、試してみてください。
【裏ワザ 1】ホットプレートで焼いても簡単で美味しい
ホットプレートでも美味しい餃子が焼けるんです。ご存知でしたか?
しかも簡単で一気に沢山の餃子を焼く事もできるので、大勢で食べたり餃子パーティーなんて事もできますよ。
焼きながら食べられるので、焼き立てアツアツが食べられるのが醍醐味ですね。
フライパンじゃなくホットプレートで本当に餃子が焼けるの?
ホットプレートなら簡単にキレイに美味しく餃子が焼けます。では手順を説明していきますね。
焼き方はほぼフライパンで焼くのと一緒です。
そして軽く焦げ目がつくぐらいまで焼きます。
お皿に取り分けても、そのまま食べてもOKです。
【裏ワザ 2】クッキングシートを使ってヘルシーなノンオイル餃子も
餃子を食べたいけどカロリーが気になる方必見です。
油を使わなくても餃子は焼けるんです。
ここではクッキングシートを使った焼き方を説明していきますね。とっても簡単です。
クッキングシートで餃子を焼いてみよう
水の量は冷凍餃子なら1/2ぐらい、生餃子なら約1/3ぐらいです。
とっても簡単なので、是非お試しください。
まとめ
餃子を美味しく焼く為のポイント
- 油、水、火の加減
- 餃子を焼くには手順が大事
- 焼き上がる音を聞く
- ホットプレートでも美味しく焼ける
- ノンオイルでも美味しく焼ける
やり方は1つではないけど、今回は僕がイチオシできる焼き方をご紹介しました。
ちょっとしたコツで餃子は誰でも美味しくキレイに焼く事ができます。
きっと家庭でもお店で食べるような餃子が焼けるようになるので、是非試してみてくださいね。